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アクアチム軟膏とアクアチムクリームの違い





こんばんは。

問:「にきび」という言葉を使って文章を作りなさい。
答:「犬にきび団子」

むむです。




ここ2,3日ちょっと体調を崩してまして、ちょっと色々パフォーマンスが落ちてます(汗)




処方箋の薬で、

アクアチム軟膏と、アクアチムクリームというのがありますよね。ニキビとかに使うやつ。


最近知ったんですけど、アクアチムの、

「クリーム」にはニキビの適応があるけど、「軟膏」にはニキビの適応無いんですね。


適応というのは、保険で認められている効能効果、みたいな意味です。



なんでなのかメーカーに聞いてみたところ、


「軟膏は油脂性基材が毛穴を塞いじゃってニキビの治療に不向きじゃね?って思って適応を取らなかった、
 でも効果は期待できるんじゃね?」


っていう回答でした。



一般的に軟膏よりクリームの方が皮膚透過性が良いと言われていますが、

軟膏とクリームで適応まで違うというのは珍しいですね。



あと、アクアチ ムの軟膏とクリームは乳化の型も違います。

軟膏が油中水型 、クリームが水中油型の乳化をしています。



実際の臨床ではアクアチム軟膏も普通に使いますし、

アクアチムは軟膏も乳化しているので、

ガチの軟膏に比べたら皮膚透過性も悪くないんじゃないかと思います。

なので、現実問題はあまり気にしなくて良いのかなと。





というわけで、整いました。


「ニキビ」とかけて、「クジラの潮吹き」とときます。


そのこころは、



膿(海)が噴き出すでしょう。




(微妙)



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バスの運転手と抗菌薬の交差点 #世界抗菌薬啓発週間





こんばんは。

原文パパ

むむです。




はい、というわけで、

世界抗菌薬啓発週間

ですね。




何の話をしようか迷ってるうちに、ちょうどいいニュースがあったので紹介します。



●都営バスの全運転手に脳のMRI検査義務づけ 東京都
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011708201_20181113?fm=twitter



端折って言うと、

バスの運転手が運転中に意識を失う事故が多い。

バスの運転手に3年に1回MRI検診を義務づけた。費用は都が全額負担。

という具合です。




この愚かさがお分かりいただけますでしょうか。




まず、MRIがものすごく万能なモノだと思ってませんかね。

MRIを使えば脳の異常はすべて分かるとか思ってそう。


実際は、MRIで分かることなんてたかが知れてるんですよ。

今まさに脳内で出血してるとか、そんな特殊なケースしか分からない。


脳には他にも色んな病気がありますよね。てんかんとか。

それらを見つけることはMRIでは無理です。


また、意識を失う原因は脳だけじゃないですよね。心臓は?呼吸器系は??


MRIは本当に必要なタイミングで使わないと何の意味もないし、

そんな奇跡のような超レアケースのために定期的にやっても無駄としか言いようがない。



デメリットが無いのならそりゃいくらでもやればいいですけど、そうじゃないですよね。



MRIって超高価な機械で、それを使うのに莫大な時間もお金もかかるわけですよ。

そのお金を、都が負担するということは税金を投入するわけでしょ。

殆ど意味のないことにお金を使われたら都民はどう思うでしょう?



また、全ての運転手に義務付けということは、大量の運転手が限られたMRIを占領してしまうことになるので、

本当にMRIを必要としている患者が不利益を被ることも必至です。

「今週はもうMRIの予約はバスの運転手たちでいっぱいだから来週ね」

とかやってて患者が手遅れになったらアホすぎます。




つまりまとめると、


●メリットがほとんどない

●デメリットが大きい

●本当に必要としている人が不利益を被る


ということです。

コレって何かと一緒じゃないですか?



そう、抗菌薬の乱用です。



●風邪とか効きもしない病気に抗菌薬をガンガン使う(メリットがほとんど無し)

●医療費がかかる、副作用の危険性もある、耐性菌の発現リスクもある(デメリットが大きい)

●菌が耐性化して、抗菌薬が必要な重症患者が助からない(本当に必要としている人が不利益を被る)





なぜこういう事が起こるのでしょう??


ひとつは、知識不足です。

そもそも知らなければ、間違いを犯します。

MRIで脳の病気は何でもわかる、抗菌薬が風邪に効く、

こういう誤解があるから不適切なことになってしまうわけで、

患者(国民)や、医師への教育が必要です。





もうひとつの理由は、「共有地の悲劇」です。

共有地の悲劇を知らない人がいたら、すみませんがググってください。

簡単に言えば、全体の利益より自分の利益を優先してしまって、結果的に自分も損をする行動です。



かぜに抗菌薬は効かないですが、

100%風邪だと診断するのは不可能で、「もしかしたら他の病気かも」という可能性が無いわけではないし、

抗菌薬が効く可能性もゼロじゃないわけです。なので、

「念のため抗菌薬を貰っておくか」みたいなことが起こるわけです。



「抗菌薬を無駄に使えば耐性菌を発現させ、薬が効かなくなって結果的に社会全体が損をする」


ということを理屈ではわかっていても、

「でも今の自分の症状がちょっとでもマシになる可能性がちょっとでもあるなら」

という理由で「念のため抗菌薬」をもらうという行動に出てしまうことが考えられます。



共有地の悲劇を防ぐには、ルール化することです。

抗菌薬を安易に処方できないようなシステムを作るしかないです。

今も、抗菌薬を処方しなかった医者は国がお金をあげるよ、みたいな謎な制度がありますが、

それが最善かどうかはともかく、何かしらのルールで縛ることが必要ですね。





まあ私は、夜は縛られるより縛るほうが好きなんですけどね(何が




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完全分業を求めるなら、仕事をちゃんとしてから言え #薬と健康の週間





こんばんは。

お化粧は メイクと言うより フェイクだね

むむです。





さあ、6日目ですね。

もういい加減飽きてきました。



最終日の明日は誰か代わりに書いてくれませんか??(笑)





というわけで、今日の話題は「医薬分業」です。


なぜ病院と薬局が別々の経営になっているのか。





理由は大きく分けて3つです。


まず1つ目は、



①監査機能



です。


昔々のどこかの王様が、毒殺を恐れて医薬分業を始めたというお話がありますよね。

医者が、診断と調剤と、両方が出来てしまえば、

王様を簡単に毒殺できてしまうわけです。で、最後には死亡診断書も医者自身が書くから完全犯罪成立。



これではいかん、ということで、王様が考えたのが、

診断する人と調剤する人を分ける、というもの。

医者が毒を盛ろうとしても、直接盛れないし、薬剤師がチェックして「これは毒です」ということになれば

医者の首が飛ぶ、という2重チェックのシステムを発明したわけですね。



医者が書いた処方せんを薬剤師がチェック、というその流れは今でも受け継がれています。

「監査法人」とか「第三者委員会」とかがあるのと同じで、

安心安全のためにチェック機能というものは必要です。





そして2つ目は、


②経済的理由


です。



通常の売買だと、何を買うかを決める人(客)と売る人(お店)は別ですよね。

ただ病院の中で処方される薬は、

何を買うかを決める人(医者)と売る人(医者)が同じになってしまいます。



そうなるとどうなるかというと、

自らの儲けのために薬を必要以上に処方して儲けよう、ということになります。

それを防ぐために、

何を買うかを決める人(医者)と売る人(薬剤師)を分けた(経営分離)わけです。



薬価差を小さくして、代わりに技術料という限界利益を設定して、

薬を売れば売るほど儲かる、というものじゃない制度になりました。





そして3つ目の目的は、


③情報公開


です。




ちょっと昔の院内調剤だった頃は、自分に何の薬が投与されているか、

患者は知るすべがありませんでした。

その処方が適正かどうか誰にも分からないし、

間違った薬を投与されてももみ消されます。



それが、処方せんという形で外部に出るようになり、

患者に処方内容が公開されるようになりました。

それにより、処方内容を第3者が評価出来たり、

証拠が処方せんという形で薬局にも残るので、

病院内で揉み消すということができなくなりました。





医薬分業がすすめられていった背景には、こういう目的があります。


「病院の中でそのまま薬がもらえたら楽なのに」


という考えもごもっともですが、安心安全を犠牲にしてもいいものかどうかは慎重に考えないといけません。




また、上記に挙げたような監査機能を発揮するためには、

経営が完全に分離されていないと、十分に機能しません。

院内処方はもちろんですが、門内薬局、門前薬局が果たして完全に経営的に分離されているかというのは疑問です。


経営者が別だから良いというものではなくて、

門前薬局は目の前の病院がつぶれたら終わり、門前のドクターに嫌われたら終わり、

という弱点を持っている限り、完全な監査機能は発揮できないと思います。




医薬分業そのものは必要な機能だと思いますが、

個人的には、コバンザメ的な薬局は医薬分業の是非を問われても仕方ないとは思いますね。





うん、まあアレですよ。

#薬と健康の週間

ということで1週間毎日更新してますけどね、

テーマを「効果」「相互作用」「目的」「副作用」「ジェネリック」「医薬分業」「〇〇〇〇」と、

意気込んて真面目な内容ばっか設定しちゃったもんだから結構しんどくなってきました(ぉぃ





タイトルぐらいふざけさせてよ、青島君(誰)




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薬剤師が「副作用が無い薬」を教えます #薬と健康の週間





こんばんは。

【ドラッグストアの隠語】
Aカップ・・・アリナミン
Bカップ・・・チョコラ
Cカップ・・・オロナミン
Dカップ・・・リポビタン
Eカップ・・・ユベラ
Sカップ・・・エスカップ

むむです。




たぶん今日が5日目です。
(そろそろ何の5日目か分からなくなってきました)




時々、こういう人がいますね。



「漢方薬は、副作用が無い」

「天然由来のものは、安全で安心」

「健康食品は薬じゃないからキツくない」




うん。




もう全員副作用で死ねばいいのに。





まず、「副作用」というものは何ぞやということですけど、

期待しているメリットを「効能効果」あるいは「主作用」と呼ぶのに対し、

それ以外のデメリット的な作用を全て、「副作用」と呼ぶわけですよね。



つまりめっちゃ自己中なものですよね。

ある薬を飲めばどういう事が起こるか、想定される作用がいくつもありますけど、

そのうち自分の都合のいいものだけを「効能効果」、

都合が悪いものを全部「副作用」と呼んでるわけですからね。




薬だけじゃなく、物事においてデメリットが無いものなんて存在しません。

何かを選択するときには必ず、メリットとデメリットが存在して、

そのバランスを考えたうえで意思決定をしているわけです。




車に乗れば、楽に目的地に着ける。

でも、交通事故で人を殺すかもしれない、もしくは自分が死ぬかもしれない、

などといった副作用があります。

その副作用の確率と、楽に目的地に着けるというメリットを考えて、乗るか乗らないかを選択するわけです。

ごくごくわずかながら存在する交通事故のデメリットも踏まえたうえで、車に乗りますよね。


あるいは、場合によっては、電車を使うとか、歩くという別の手段を考える必要があるかもしれません。

電車も脱線するという副作用があります。歩いてても車にひかれる副作用があります。

色んなことを総合して、交通手段を考えています。




「おもち」だってそう。年間100人もの日本人を殺している恐ろしい食べ物なのに、

みんな好んで食べるのはなぜでしょう?




薬もそれと一緒で、考えられる副作用とその確率を考慮に入れたうえで、(もちろんコストとかもね)

メリットが上回るようなら、服用するという選択をするわけです。




漢方薬も、エフェドリンで動悸や高血圧を起こしたり、

ダイオウで腹痛や下痢になったり、

カンゾウでむくみや高血圧が起こったりする可能性もあります。

一般の方には毒として有名なトリカブトが、漢方薬にも使われていたりします。




天然由来のものが安心というなら、毒キノコをぜひ食べてみてください。

(天然由来のキノコでも、触るだけで死ねるものもありますよ)




健康食品は副作用が無いというのもウソです。

むしろ、薬よりも規制が緩く、よく分からない要素が多いので、

何が起こるか予想がしにくいというパルプンテ的な怖さもあります。





副作用が怖いから治療を受けない、という考えでは、

治療によるベネフィットが得られず、結局リスクを負うことになります。



存在しない「リスクがゼロの状態」を追い求めるゼロリスク症候群では

この世の中生きていけません。

車に乗ったら交通事故を起こすし、電車は脱線するし、飛行機は墜落するし、外を歩いただけで車にはねられます。

リスクだけを見ず、ベネフィットとのバランスを考えて、物事を選択するようにしましょう。





かくいう私も、フォロワー数が減るという副作用を背負いながら、

日々がんばって下ネタを投下しているわけですよ。

(説得力ゼロで)




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ジェネリック医薬品は実は〇〇〇である #薬と健康の週間





こんばんは。

「知能犯」って「犯」の時点で結局バカ。

むむです。




はい、というわけで、4日目の今日は、こんな話です。



ジェネリック医薬品について。



私が薬剤師になりたての頃は、ジェネリック医薬品なんて少数派でしたけど、

(というか、「ジェネリック」とかいうオシャレな呼び方じゃなくて「ゾロ」とか言ってた気がする)

今や時代も変わり、国民の意識もだいぶ変わり、ジェネリックを使う人の方が多数派になりました。




でもまだ一部の人は、頑なに「先発品がいい!」という人はいますね。

ただ、先発希望の人のうちの大半は、以下の理由で判断しているように思います。



①先発品の方が無難だろうというイメージ。(極端回避性)

②高いほうが優れているというイメージ。(名声価格)




①は、「オリジナル」と「コピー」という表現をすれば分かりやすいと思いますが、

「オリジナル」の方が無難だろう、という考え方ですね。

②は、「安かろう悪かろう」という考え方です。



どちらもイメージだけで判断しており、合理的な判断ではないですよね。

なぜこういう判断が下されるかというと、情報の非対称性があるからです。

判断材料が乏しいから、イメージや価格だけでしか判断できないんですね。



価格に関しても、医療用医薬品の薬価の設定のされ方は通常の市場原理とは違って結構特殊なので、

普通のお買い物では「安かろう悪かろう」は多少参考になるけど、

医療用医薬品では全く的外れな判断基準になってしまいます。




なので、そういった方は、

もう少し知識や考え方を身につけて頂けると、「おトク」だと思います。




もっと言うと、「先発か後発か」という判断基準じゃなくて、

「薬別」とか「メーカー別」の考え方を持たれると良いでしょう。



●この錠剤はこのメーカーのが一番小さくて飲みやすい

●このシップはこのメーカーのがこの成分が入ってないからかぶれにくい

●この目薬はこのメーカーのが冷蔵庫に保存しなくてもいい

●この錠剤はこのメーカーのが錠剤の変なにおいがしにくい(スピロノラクトンとか)

●この粉薬はこのメーカーのが味が苦くなくて飲みやすい(やくちち参照)



などといった具合です。


薬によってはジェネリックの方が優れているモノもいっぱいあります。

ただし一般の方にはそこまでの選択は難しいので、専門家に相談しつつ決めていきましょう。

頭ごなしに「先発がいい」という考え方だけでは、かなり損をしてしまいますよ。





まあとは言っても、いくら理論的に説得したところで「先発信者」は一定数いますけどね。

ほら、アレですよ。パレートの法則。8:2のやつ。

どんな集団でもバカは2割いるわけで、現状の方法ではジェネリック率も全国平均80%がそろそろ限界かなとは思います。




まあ私は逆に、論理的ではい人には論理的でない対応をしますけどね(笑)



「8割の人がジェネリックつかってますよ」



っていう。(厳密にはその計算はおかしいんだけどね)


非論理的な思考の人は、

「みんながやってるよ」

っていうバンドワゴン効果の方が手っ取り早かったりします(ぉぃ




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