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理論在庫と実在庫が合ってたので間違えてません





こんばんは。

op-pay

むむです。





先日こんなツイートを見かけました。










なかなかパンチきいてますよね。



まあツイッターで字数も限られてるし、その薬剤師本人でもないみたいだし、

実際にどういうやり取りだったか分からないですけども、

これを見る限りでは接客業としても、医療人としても向いてなさすぎですよね。





色々とツッコミどころがありますけど、まず



①部分謝罪がない

部分謝罪という言葉を聞いたことが無い方はググってください。

要は、どっちが悪いとかじゃなく

「相手に不快な思いをさせたり手間をかけさせたことへのお詫び」です。

これがあるかどうかでその後の結果が大きく変わってきます。




②患者さんの健康被害の心配をしていない

「薬が足りなかった」ということは、もしかしたら飲めなかった期間があるかもしれない。

薬によっては重大なことに繋がるかもしれないけど、

医療人としてそういう対応があったのかどうか。

あるいは、誤って多く飲みすぎているのかもしれない。そうだった場合危険ですよね??

患者さんの立場に立って色んな可能性を考えてみたのでしょうか。




③専門用語を使っている

本当にそういう言い方をしたのか分からないですけど、

「理論在庫」とか「実在庫」とか、何を言っているのか意味不明。

服薬指導でも「カルシウムチャネルが~」とか言ってるんでしょうか。




④理屈がおかしい

「在庫が合っている=渡し間違えていない」とは言い切れないですよね。

たとえばこの患者に2錠少なく渡していて、

別の患者に2錠多く渡していた可能性は?

2錠誤って捨ててしまった可能性は??

「間違えてません」と言い切れる根拠にはならないです。

「正しくお渡ししている可能性が高い」ぐらいのニュアンスにとどめましょう。




⑤寄り添う姿勢が全くない

「間違えてません」の一点張りで相手を受け入れようとしない、

クレーム対応で一番やってはいけないことです。

相手をシャットアウトしたら、向こうもこちらの言い分を聞いてくれませんし、いつまでも平行線です。

主張したい気持ちも分かるけど、まずは相手の心情を理解して共感してあげることです。

「それはお辛いですよね」とか、まずはしっかり相手に寄り添いましょう。




⑥代替案の提示

色々終わったら、最後の最後で代替案の提示です。

「こちらも探してみますので、もう一度探して頂けますか」とか、(これで解決することが殆ど)

それでもどうしても無いようなら、再受診(足りない分だけ処方せんを書いてもらう)を促すとか。

詳しい背景が分からないのでこの辺はケースバイケースになりますが、

コメントにあるような「薬を追加で渡す」のは良くないです。

処方せんなしで薬を渡すのは薬機法違反に抵触する可能性がありますし、

今後悪質なクレーマーを増やすことにもなりかねません。




⑦今後の対策

クレーム対応が終わったら、今後の対策です。

次回からはその場でしっかり数を確認してお渡しするとか、

コメントにもあるように、カメラを導入するとか、

飲み間違いがありそうなら一包化を提案するとか、考えられる原因に合わせて対策を。



一番は、この対応した薬剤師への再教育だとは思いますが(笑)





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処方せんの有効期限切れを防ぐ方法






こんばんは。

反社会性欲

むむです。





お久しぶりです。

ここ数か月、立て続けに色々と立て込んでまして、




ブログの存在すら忘れてました(汗)




まあまだまだこの先も色々あるんですけど、

ちょっとだけ落ち着いてきましたので、初心に帰ってこんな話題でも。




処方せんの有効期限についてです。




処方せんには有効期限があります。

それすらも知らない、と言う方も多いと思いますが、

処方箋は一定期間内に薬局に持って行かないと無効になります。



その期間は、発行された日を含めて4日間です。



今日発行されたものなら、「しあさって」までです。

当日も含める、というのがポイントです。



土、日、祝があった場合はどうか、薬局は閉まっているじゃないか、

という話もありますが、土日祝も含めての4日間です。

日曜日を挟むからと言って、期限が1日延びるわけではないです。

むしろ、土、日、祝も考慮してくれて4日間の猶予がある、と考えましょう。




このルールは、別に薬局や病院が意地悪をしているわけではなく、

厚生労働省が出した療養担当規則で決まっています。


病院や薬局は「保険」で成り立っているものです。

患者さんはごく一部のお金しか払わず、殆どのお金は健康保険から賄われています。

(それすらもご存じない方も多いですが。。。)

なので、健康保険法関連の法令には従わないといけないですし、

そうでなければ、業務停止や指定取消などの処分を受けることがあります。




なぜ4日間しかないのか、ということですが、

日がたつごとに症状や必要な治療というのは変わっていきます。

風邪でも4日もたてば症状も変わってきますし、

逆に4日経っても治る兆しのない風邪って、風邪じゃない重大な病気の可能性もあるし、

そうすると必要な薬も変わってくるわけです。




たとえば血圧とか、慢性疾患で薬の内容もめったに変わらない、

という方ならもっと期限があっても良いじゃないかというのも尤もな話ではありますが、

そういう個別のケースにいちいち対応していたらキリがないしコストもかかるだけですので、

どこかで線引きはしないといけません。




個人的には、期限が切れた処方せんでも、疾患や病状によっては

「この患者なら期限を延長しても大丈夫だ」と薬局が判断したら延長可能、

というようなことが許されれば良いなと思うんですが、

現行の制度ではそうではないのでしょうがないです。




あと、昔(10年以上前)は、薬局から病院への電話問い合わせで

医師が了承すれば期限の延長が可能だったんですが、

現在はその行為は違反となりますので、注意しましょう。

(医療従事者でもその辺を誤解している方も未だにいます)





処方箋は、4日を過ぎると、法的効力を失った紙切れになります。

期限が切れてしまうと病院に行って再発行などの手続きをしないといけなくなり、

時間もお金も手間もかかりますので、注意しましょう。




あとよくあるのが、FAXやスマホ写真で有効期限内に先に送っておいて、

有効期限が切れてから処方せん原本を薬局に持っていくケース。

これもアウトです。

あくまで法的効力があるのは「処方せん原本」です。

FAXや画像は、あくまで薬を用意するための便宜上のツールです。





ただ、いろいろと事情があって4日以内に薬局に持っていけない、というケースもあると思います。

こういう場合、あらかじめ処方せんの期限を処方医に延長しておいてもらうことはできます。

処方箋の「有効期限」の欄に、この日までは延長しますよ、

という日を記載してもらえばOKなので、

何か事情がある場合は、受診の時にその旨を伝えて、あらかじめ延長してもらうようにしましょう。

(患者さんが自分で書き込むと公文書偽造となり罰せられることがあるので注意)





というわけで、

●処方箋には有効期限がある

●当日も含めて4日以内

●受診の際に延長してもらえる可能性がある

●期限切れになっても、薬局で機嫌ギレしても意味がない




ということでよろしくお願いします。




それではまた!





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