機能性表示食品制度とは





こんばんは。

森のくさまん

むむです。





さてさて、今年の4月に、機能性食品制度がスタートしましたね。

そしてそれらが店頭に並ぶのが60日経ったちょうど今月からですので、
ちょっとだけそれに触れたいと思います。




まず分類ですけど、


大きくは「食品」というカテゴリに属します。
医薬品でも化粧品でもなく、食品です。


食品は以下の二つの分類に分けることができます。

●保健機能食品・・・機能性表示ができる
●一般食品・・・機能性表示ができない(ただの食品)




で、その保健機能食品は下の3つに分類されます。


■特定保健用食品(トクホ)
消費者庁が個別に審査
=開発にコストがかかる
「○○の吸収を抑える」とか表示できる。

■栄養機能食品
ビタミンとかミネラルとかが一定量入ってるだけでオッケー。
届出不要。ただの栄養表示。

■機能性表示食品(←NEW)
根拠となる論文を消費者庁に届け出るだけでオッケー。個別の審査なし。
「○○に役立つことが報告されています」みたいな表示。




いずれにしても医薬品ではないので効能効果はうたえません。
あくまで、「○○な人にいいかもね~?使いたい人は使ってみたら?」なレベル。


トクホとの違いは、
トクホが少し審査のハードルが高かったので、
届け出るだけでオッケーな「劣化版トクホ」を作ってみた、みたいなイメージですね。





目的としては、

・消費者への分かりやすさ
・医療費削減
・健康食品市場の活性化

があると思います。



消費者目線では、
「パッケージに何も書いてないから何に効くのか分からねーYO!」
という不満の声が多かったと思うので、
「これこれを改善したっていう報告がある成分が入ってるよ」
的な表示でお助け。


財務省?厚労省?目線では、
「すぐに病院にかかって医療費使うんじゃねぇよ、
健康食品でも買ってちょっとでも健康維持しとけYO!」
といったことでしょう。


メーカーやドラッグストア目線では、
「もっと市場を活性化して儲けYO!」



というところだと思います。

「モノ」として新しく何か良いものが登場するわけでもないし、
逆に制度をうまく悪用してくるメーカーも出てくるでしょうから、
消費者としてはデメリットもあります。



結局健康食品であることに変わりはないので、
効果も限定的だし、効果の根拠自体が不確実なものなので
過信しない方が良いですね。



よく、お客さんで「この健康食品効くの?」と聞かれる人が多いですが、
非常にナンセンスな質問ですね。
効くとは言い切れない微妙な根拠しかないのが健康食品なので、
「効く」と判断できるモノではないです。

(消費者庁のサイトにはメーカーが提出した根拠となる論文もあるので、
個別に検討することはできます)



キノコを食べれば体が大きくなって、
毒キノコを食べれば小さくなってしまうマリオの世界では
良いものと悪いものがハッキリしてますが、
食品って体に良いか悪いかシロクロはっきりできるようなものではないです。

この食べ物が体にいいかも、と言ってそればかり食べてたら確実に害ですしね。




そこが分からない人にとっては、


健康食品を摂らないことが一番の健康ですね。



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テーマ : 健康食品、自然食品、サプリメント
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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