シン・ゴジラ感想 前編(ネタバレなし)






こんばんは。

香取シンゴ・ジラ

むむです。





話題のシン・ゴジラですが、点数をつけるなら100点満点中90点。

近頃の邦画は薄っぺらいモノが多いですけど、

久々に良い映画を見ました。






ひとことで言うなら、





予想以上にエヴァだった。





という表現が的確かもしれないです(笑)

日本政府とゴジラとの戦いは、ネルフと使徒との戦いと基本的に同じです。

ゴジラをエヴァっぽく料理するとこんな感じになります、みたいな。

カット割りとか、音楽とか、セリフとか、モノレール(何)とか、

細かいところでいちいちエヴァファンを喜ばせる要素をちりばめてきてます。





そもそも、庵野秀明自身がウルトラマンとかゴジラとかで育ってきた世代で、

エヴァンゲリオンという作品自体がウルトラマンやゴジラに影響を受けて作ってる感があるので、

ゴジラをエヴァっぽくしたというよりは、

エヴァの原点のひとつであるゴジラに回帰したというほうがしっくりくるかもしれない。




たとえるなら、

サザンオールスターズがザ・ビートルズの曲をアレンジ演奏するようなイメージ。

(たとえが分かりにくい)






ゴジラVS日本、虚構VS現実、というキャッチコピーの通り、

日本人という「集団」でゴジラという「個」と戦う話です。



日本人側は、やたらと登場人物が出てくるし、

それぞれに名前と役職の明朝体テロップがものすごい速さでいちいち出てきて絶対覚えきれない感じなんですけど、

逆に覚える必要はなく、これはこういう演出なんですよね。

それぞれの「個」はどうでもよくて、

日本人という「集団」を逆説的に表現しているなかなかうまい演出です。

アメリカ映画みたいに誰かしらヒーローが出てきて敵を倒す、って感じじゃなくて、

大活躍する主人公っぽい人物もいないし、総理も微妙だし、あくまで集団で戦うという、

実に日本人というものをよく表している感じがしました。



「次のリーダーがすぐに決まるのが強みだな」というセリフも皮肉ってるように言ってますが

良くも悪くも実に日本人らしい。




対して、ゴジラのほうは、生殖で増えるわけでもなく

単体で完成された個体。

日本人という「集団」と対比して完全な「個」ですね。

エヴァンゲリオンでゲンドウが願った人類補完計画の最終目標な存在ともイメージが被ります。





単に怪獣映画で終わることなく、

放射能、危機管理、外交、デモ、集団的自衛権など、

前半パートは日本の抱えている時事的な問題も入れてきているところが面白いです。

怪獣目的で見に来ている子どもたちには全く理解できないでしょうが(笑)

しかも、思想が極端に偏っているわけでもないので、

どっち派の人が見ても自分の都合のいいように見れるように作ってあって

なかなか繊細なつくりをしてますね。





後半のアクションシーンもなかなか見ごたえあります。

ネタバレは避けますが実に日本人らしいモノたちを使って戦闘します(笑)





大人が本気で作った大人のための映画、かなりオススメですので是非。



エヴァファンは絶対に気に入ります。

私は昔のゴジラをあまり知らないので、往年のゴジラファンがどう感じるかはわかりません。

子どもは見てもつまらないと思います。ドリーとか分かりやすい映画のほうがいいでしょう(笑)






あ、そういえば映画が終わったあとのエンドロールにさりげなく

「前田敦子」

ってあったんですけど、どこにいたのか全然気づかなかったです(汗)

避難民という超エキストラをやってたみたいですね。


あの前田敦子にそんなことさせていいの?と思ったんですけど、

わざわざ起用するってことは何かしら意味があるんでしょうか。


「集団」VS「個」というテーマで考えるなら、



AKB48という集団では強いけど、前田敦子という単体ではこの程度

みたいなメッセージでしょうか。



考えすぎですかね(笑)





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