桂枝湯と桂枝加芍薬湯と小建中湯との違い





こんばんは。

最中を食べている最中

むむです。





さてさて今日は、摩訶不思議な漢方の紹介です。



タイトルに挙げた、桂枝湯と桂枝加芍薬湯、

構成している生薬の種類は同じなのに、

桂枝湯は体力の弱い人の風邪の引き始めの薬として、桂枝加芍薬湯は胃腸薬として用いられます。




どちらも、桂枝、芍薬、大棗、甘草、生姜という生薬の組み合わせなんですけど、

桂枝加芍薬湯の方が芍薬の量が多いです。

それだけで風邪薬から胃腸薬に変身するとか、

もうこれだけ聞くと本当に謎(笑)

これが漢方の意味不明な所ですよね。





まあ、量が違うことで、桂枝と芍薬、どっちが主役になるかによって違ってくるという事らしいですけどね。

桂枝が勝てば、体の表面を温めて風邪をやっつけるから風邪薬として用いて、

芍薬が勝てば、体の内側を温めるからお腹の薬になる、という寸法ですね。


まあ両方ともどっちにも効くんでしょうけど、どっちによく効くか、というレベルだと思います。



漢方の専門家に難しい説明を求めたら「陰」とか「陽」とか言い出すんでしょうけど、

ワタクシそういうオカルトチックな表現になると付いて行けないので軽いところで止めておきます(笑)





そしてさらに、桂枝加芍薬湯に膠飴(こうい)という、いわゆる飴(あめ)を加えたものが、

小建中湯です。



ただの飴を加えただけでまた別の漢方になるとかまた摩訶不思議。

お腹だけじゃなくて、小児の夜尿症や夜泣きとかも効能に加わってきます。


今度は桂枝よりもこの「膠飴」がメインの役割になってきて、

お腹を温めたり、桂枝の作用を弱めるから虚弱な小児とかにも使いやすい、

というイメージですね。




というわけで、殆ど同じような内容の組成なのに、

桂枝湯になったり桂枝加芍薬湯になったり小建中湯になったり、


レシピをちょっといじるだけでカレーになったりうどんになったりカツ丼になったり


全然違う料理ができるようなイメージで、

漢方は本当に宇宙ですね。



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テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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