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ミカルディスと一包化すると配合変化を起こす薬





新年おめでとうございます。

PCと電話と車があればどこでも仕事できるので普段からほぼリモートワーク

むむです。





さてさて、2021年ですね。

一昨年2019年はちょっと新しいことを始めてみたり(常に新しいことはいろいろやってるんですが)、

昨年2020年は本業がワチャワチャしてたりで、

ブログをこの1年半ぐらい?敢えて更新せず、リソースを他へ全振りしてました。




なのでもうね、「ブログのログインパスワードって何だっけ??」状態なんですが、

ある程度本業も「習熟度効果」的に落ち着いてきたので、趣味ブログもボチボチ再開していこうと思います。




新年一発目のネタを、

「サザン年越しライブ」にするか「手品」にするか「買ってよかったもの紹介」にするか「やる気を出す方法」みたいなのにするか

迷ったんですが、薬剤師らしく薬ネタでいこうと思います。

(しばらく薬剤師としての仕事はしていませんが・・・汗)





というわけで問題です(唐突)





問 次のうち、一包化すると配合変化を起こす可能性があるものはどれ?


①ミカルディス錠とリピトール錠

②ミカルディス錠とバイアスピリン錠

③ミカルディス錠とカルナクリン錠

④ミカルディス錠とパキシルCR錠





↓正解を見たくなったら続きをどうぞ


はい、では早速解説ですが、

正解は②、③、④ ですかね。




例えば②のミカルディスとバイアスピリン

ミカルディスはそもそも、吸湿性が高く一包化したものは高温多湿を避けるなど保存に注意が必要ですよね。

なんか裸錠で直接触ると手汗で溶けそうな気がするぐらい。



それは、主薬ではなく添加剤が原因と言われています。



ミカルディスに含まれている添加剤のメグルミンが吸湿性が高いんですね。

因みにメグルミンはアルカリ性です。



そしてバイアスピリンには腸溶性コーティングが施してあり、コーティング剤として

メタクリル酸コポリマーLDという添加剤が使用されています。

メタクリル酸コポリマーLDは酸性で、アルカリ性の状態で水溶性が高く吸湿性が強くなります。



分包すると、ミカルディスが高温多湿の環境だと吸湿性があるから湿気を吸ってしまう、

ミカルディス中のメグルミン(アルカリ性)とバイアスピリンのメタクリル酸コポリマーLDが酸と塩基で反応、

そうすると錠剤どうしがくっついたり、メグルミンのアルカリ性でアスピリンが加水分解されてバイアスの力価も低下したり、

という流れですね。





改善のためのアクションプランの一つとしては、




ミカルディスのGEには、メグルミンを含有していないものがあるんですね。

テルミサルタンの「三和」や「ツルハラ」など。

そういうものに変更するか、あるいは

テルミサルタンの「日医工」や「サワイ」はフィルムコーティングされているので、

バイアスピリンとも安心して一包化出来ます。




因みに選択肢③と④のカルナクリンやパキシルCR錠にも、メタクリル酸コポリマーLDが含まれているので、

同じようにミカルディスとの配合変化が懸念されます。




というわけでまあ何が言いたいかというと、

小林化工の件で色々あってGEに対する風評被害も心配されますが、

ミカルディスみたいにGEの方がメリットが大きいものもいっぱいあるので



皆さんGEを使いましょう!(必死)





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