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同一薬剤複数規格の入力方法






こんばんは。

妻は扶養家族、夫は不要家族

むむです。





今日は珍しく、調剤報酬の話です。

ちょっとマニアックなので一般の方には何言ってるか意味不明かも知れませんが(汗)





リリカカプセル75mg     2カプセル
分2 朝夕食後          14日分

リリカカプセル25mg     1カプセル
分1 就寝前           14日分





例えばこんな処方があったとして、どうやって入力しますか?



コレはよく間違えられるんですけど、正解は、




リリカカプセル75mg     2カプセル(0-1-0-1-0)
リリカカプセル25mg     1カプセル(0-0-0-0-1)
分3 朝夕食後 就寝前      14日分





と入力するのが正しいです。

って、見ただけではわかりにくいかも知れませんが、

不均等で入力するという意味です。



レセコンソフトによって入力の操作は違いますけど、要は

「朝夕食後」と「就寝前」という「2調剤」ではなく、

「朝夕食後・就寝前」という「1調剤」であるという考え方ですね。

同一の薬で複数規格がある場合は、このように考えます。




まあ別に、「朝夕食後」と「就寝前」と2つに分けても、

調剤料を2つ取ろうとするようなバカなレセコンはイマドキないと思うんですけどね。

たいてい、リリカカプセル75mgと25mgを分けて入力しちゃっても

レセコンが自動的に調剤料を片方だけ取るようにしてくれるはずです。




ただ、それでも「朝夕食後」と「就寝前」と分けてはいけない理由がありまして、

それが、



薬剤料



です。




薬剤料は1調剤ごとに計算するので、

「朝夕食後」と「就寝前」を分けて入力してしまうと、

「朝夕食後」の薬剤料を出して、「就寝前」の薬剤料を出して、

最後に足す、という計算をするんですね。


つまり、薬価を五捨五超入してから足す、という順番になります。




逆に「朝夕食後・就寝前」という1調剤で入力すると、

まず薬価を足してから、最後に五捨五超入する、という計算になります。



つまり、五捨五超入のタイミングが変わってきてしまうので、

最終的な点数が、正しい点数よりも高く算定してしまったり、

逆に低く算定してしまったりすることになります。

(もちろんたまたま同じ場合もあります)




因みに上の例だと、間違って14点多く算定してしまうことになります。

つまり、140円水増し請求してしまうわけです(笑)






あと、調剤料が変わってくるパターンもあります。





リリカカプセル75mg     2カプセル
分2 朝夕食後          14日分

リリカカプセル25mg     1カプセル
分1 就寝前           14日分

アレグラ錠60mg       2錠
分2 朝夕食後          14日分

レンドルミンD錠       1錠
分1 就寝前           14日分




こういう処方だと、そのまま入力してしまうと

「朝夕食後」と「就寝前」の「2剤」なので

調剤料は63点×2という計算になりますが、



正しくは「朝夕食後・就寝前」と「朝夕食後」と「就寝前」の「3剤」なので、

調剤料は63点×3という計算が正しいです。



つまり、こういう場合だと調剤料で630円損してしまう、ということになりますね。





というわけで、複雑怪奇な調剤報酬の話・「剤」編でした(笑)

どっちかというと医療事務さん向けの話ですね。

薬剤師でもここまで説明できる人は少ないんじゃないでしょうかね。





あ、「剤」編とか言ってますが、シリーズ化するかどうかは未定です(ぉぃ



なにせこの記事書くだけでもう30分もかかってますからね。正直しんどい(笑)




テーマ : 医療業界
ジャンル : 就職・お仕事

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